キューティクルとは?
ご存じの方も多いと思いますが
キューティクルとは髪の毛の表面に付いていて
毛髪内部をまもっている組織です
「毛小皮」ともいいます
そのキューティクルの仕組みと
良い付き合い方をわかりやすく
説明出来たらと思います
キューティクルの仕組み
キューティクルとは毛髪内部を
外に出させないための蓋の役割と
外部からのダメージから守る盾の役割を
担っている鱗状の組織です
このキューティクルが剥がれ落ちてしまったり
鱗の状の一枚一枚が開いてしまったままだと
蓋と盾の役割が果たせず
髪のダメージになってしまいます
またキューティクルの状態によって
髪の手触りやツヤに影響します
キューティクルはさまざまな条件で
開いたり閉じたりしています
温度
温められると開き
冷めると閉じる性質があります
水分
濡れている時に開き
乾いた時に閉じる性質があります
pH(ペーハー)
アルカリ性に傾くと開き
弱酸性に戻ると閉じます
という特性があります
キューティクルをいたわる付き合い方
ではキューティクルをきれいに保つには
どんなことをすればいいのでしょうか?
ドライヤーでちゃんと乾かす
お風呂に入った後に
ドライヤーで髪を乾かす事で
ドライヤーの風が髪の毛の
根本から毛先に向かって流れながら
キューティクルを閉じてくれます
自然乾燥させるよりキューティクルを
閉じてくれます
濡れてる状態で寝るのは
キューティクルが開いた状態で
摩擦をうけるのでNGです
冷風をあてる
ドライヤーの温風で乾かした後に
冷風を当てる事で温まった髪の毛を
冷やしながらさらにキューティクルを
閉じてツヤ髪にしてくれます
弱酸性に戻してあげる
カラーやパーマをした後など
アルカリ性に傾いている髪は
キューティクルが開いている状態です
「炭酸泉」や「炭酸シャンプー」
「酸性シャンプー」などで
キューティクルが閉まって安定する
弱酸性に戻してあげましょう
「ヘマチン」入りのシャンプーや
トリートメントでも効果がありますよ
ヘマチンについてはこちら
CMCのケア
CMCとはキューティクル同士を
くっつけている接着剤の役目をしているところ
CMCがなくなるとキューティクルが
剥がれ落ちてしまうことに
CMCについてはこちら
トリートメントで内部補修と一緒に
CMCも補修
という事でもちろん
トリートメントする事は大切です
ヘアオイル等でキューティクルを
外部要因から守ってあげるのも大切です
これらの日々のケアすることで
髪の毛のツヤや手触りは
良くなっていくと思います
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